この記事でできるようになること
- 好きな通貨ペアのチャートを開き、時間足を切り替えられる
- 「ナビゲーター」「ターミナル」の2つのウィンドウが何のためにあるか分かる
- MetaEditorを開いて、画面の3つのエリア(ファイル一覧・コード・エラー表示)の場所が分かる
準備するもの
- 2-3でデモ口座にログインできた状態のMT4
- 約15分
手順
MT4の画面には多くのボタンやウィンドウがありますが、このスクールで使うのはごく一部です。この記事では「EAを作って動かすために必要な場所」だけを覚えます。
2-4-01.png手順1 通貨ペアのチャートを表示する
画面左上の「気配値表示」ウィンドウに、通貨ペアの一覧があります(表示されていない場合は「表示」→「気配値表示」、または [Ctrl]+[M] で出せます)。
一覧から「USDJPY」を探して右クリックし、「チャート表示」を選びます要確認。新しいチャートが開きます。
USDJPYが見当たらない場合は、気配値表示の空白部分を右クリック→「すべて表示」を選ぶと、すべての通貨ペアが一覧に出てきます要確認。
2-4-02.png手順2 時間足を切り替える
画面上部のツールバーに「M1 M5 M15 M30 H1 H4 D1 W1 MN」というボタンが並んでいます。これが時間足の切り替えです。
- M1〜M30: 1分足〜30分足(Mは Minute)
- H1・H4: 1時間足・4時間足(Hは Hour)
- D1・W1・MN: 日足・週足・月足
「H1」をクリックして、1時間足にしてみてください。ローソク足1本が1時間分の値動きになります。このスクールのサンプルEAは1時間足を前提にしているので、H1に慣れておくと後が楽です。
チャートが線やバーで表示されている場合は、ツールバーの「ローソク足」ボタン、または [Alt]+[2] でローソク足表示に切り替えられます要確認。
2-4-03.png手順3 チャートの見方を確認する
チャートの基本的な見方だけ確認します。
- 右端が「今」、左に行くほど過去です
- マウスホイールでスクロール、[Ctrl]+マウスホイール(または「+」「-」キー)で拡大縮小できます要確認
- 右上の数字が現在の価格です
1-2で学んだインジケーターは、画面上部の「挿入」→「インディケータ」から追加できます。試しに「トレンド」→「Moving Average」を追加してみてください要確認。設定画面が出たら、そのまま「OK」で構いません。チャートに1本の線が引かれます。
2-4-04.png手順4 「ナビゲーター」ウィンドウの役割を知る
画面左側、気配値表示の下にあるのが「ナビゲーター」です(出ていなければ「表示」→「ナビゲーター」、または [Ctrl]+[N])。
ここには次のフォルダが並んでいます要確認。
- 口座: ログインしている口座の一覧
- インディケータ: チャートに表示できる指標の一覧
- エキスパートアドバイザ: EAの一覧。ここにあなたの自作EAが並びます
- スクリプト: 1回だけ実行する小さなプログラム(今は使いません)
第4章で自作EAをコンパイルすると、「エキスパートアドバイザ」の中に自動で表示されます。「EAはナビゲーターの中にいる」と覚えてください。
2-4-05.png手順5 「ターミナル」ウィンドウの役割を知る
画面下側にあるのが「ターミナル」です(出ていなければ「表示」→「ターミナル」、または [Ctrl]+[T])。いくつかのタブがあり、このスクールでよく使うのは次の3つです要確認。
- 取引: 今持っているポジションと、口座の残高・証拠金が表示されます。EAが注文を出すと、ここに行が増えます
- 操作履歴: 過去の取引の記録です
- エキスパート: **EAが出したメッセージやエラーが表示されます。**EAが動かないときは、まずここを見ます
もうひとつ、第5章で使う「ストラテジーテスター」も、この下側のエリアに表示されます([Ctrl]+[R] で開閉)。今は開き方だけ知っていればOKです。
2-4-06.png手順6 MetaEditorを開く
いよいよ、EAのコードを扱うMetaEditorを開きます。開き方は2通りあり、どちらでも同じです。
- キーボードの [F4] を押す
- ツールバーの「MetaEditor」アイコン(黄色っぽいひし形のアイコン要確認)をクリックする
別のウィンドウでMetaEditorが起動します。MT4とは別のソフトとして立ち上がるので、タスクバーにアイコンが2つ並びます。
2-4-07.png手順7 MetaEditorの画面構成を確認する
MetaEditorの画面は、大きく3つのエリアに分かれています。第4章ではこの3つを行き来するので、場所を覚えておいてください。
- 左: ナビゲーター(ファイル一覧) MT4のデータフォルダの中身が表示されます。「Experts」フォルダの中に、EAのファイル(.mq4)が保存されます要確認。
- 中央: コード編集エリア ファイルを開くと、ここにコードが表示されます。AIが書いたコードを貼り付けるのもここです。
- 下: ツールボックス(エラー表示) 「エラー」タブに、コンパイルの結果が表示されます要確認。「0 error(s), 0 warning(s)」と出れば成功です(第4章)。
2-4-08.png初めて開いたときは、中央に何も表示されていないか、サンプルのコードが開いているかもしれません。今は何も操作せず、閉じて構いません。MT4本体も右上の「×」で閉じて問題ありません(次回起動時にチャートやログイン状態は復元されます)。
つまずきポイント
- ウィンドウを間違えて閉じてしまった: 「表示」メニューから、気配値表示・ナビゲーター・ターミナルをそれぞれ再表示できます。ショートカットは [Ctrl]+[M]、[Ctrl]+[N]、[Ctrl]+[T] です。
- チャートが真っ黒で見づらい: 標準の配色です。チャート上で右クリック→「プロパティ」→「色」→「配色」で「Black on White」を選ぶと白背景になります要確認。
- [F4] を押してもMetaEditorが開かない: MT4のウィンドウがアクティブ(選択された状態)になっているか確認してください。ツールバーのアイコンからでも開けます。
- MetaEditorの日本語が文字化けする: Wine版(Mac)で起きやすい現象です。Windows環境の利用を検討してください。
- 時間足のボタンが見当たらない: ツールバーが非表示になっている可能性があります。「表示」→「ツールバー」→「時間足」にチェックを入れます要確認。
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第2章はこれで完了です。環境が整ったので、第3章からはChatGPTを準備して、EAの「仕様」を言葉にする練習に入ります。→ 3-1 使用するAIと理由