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カリキュラム 第2章 環境構築(HFM口座・MT4) 使用するツールの全体像
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使用するツールの全体像

読み終わるまでの目安 約10分

この記事でできるようになること

  • このスクールで使う4つのツール(HFM・MT4・MQL4・ChatGPT)の役割を説明できる
  • それぞれのツールが「無料か有料か」「何を準備すればいいか」が分かる
  • 海外業者を使うときの注意点(税金・規制)を知っておける

準備するもの

  • Windows PC(Macの場合は2-3の注意を参照)
  • メールアドレス(デモ口座・ChatGPTの登録に使います)
  • インターネット接続

手順

第2章は環境構築の章です。この記事では、実際に手を動かす前に「何を、何のために準備するのか」を確認します。4つのツールを1つずつ確認していきましょう。

手順1 取引業者「HFM」の役割を確認する

FXの取引には、取引の窓口となる「業者(ブローカー)」の口座が必要です。このスクールではHFM(旧HotForex)を使います。

選んだ理由は次の3つです。

  • MT4を今も提供している: 新しいMT5に移行した業者が増えるなか、HFMは初心者向けの情報が豊富なMT4を引き続き提供しています。
  • デモ口座が無料: 本物の相場データで、仮想のお金を使って練習できます。入金は一切不要です。
  • 口座タイプが選びやすい: 初心者向けのスタンダード系の口座があります(2-2で選びます)。

第2章で作るのはデモ口座だけです。リアル口座の開設や入金は第7章まで出てきませんし、その際も操作はご自身で行っていただきます。

手順2 取引ソフト「MT4」の役割を確認する

MT4(MetaTrader 4/メタトレーダー・フォー)は、ロシアのMetaQuotes社が開発した取引ソフトです。世界中のFX業者が採用しており、無料で使えます。

MT4でできることは大きく3つです。

  1. チャートを表示する(1-2で見たローソク足やインジケーター)
  2. 注文を出す・決済する(手動でもEAでも)
  3. EAを動かす・バックテストする(このスクールの主役)

MT4はHFMの会員ページからダウンロードします。ダウンロードとインストールは2-3で行います。

MT4には「MetaEditor(メタエディター)」というプログラム編集ソフトが付属しています。AIが書いたコードを貼り付けて、MT4が実行できる形に変換(コンパイル)するのがMetaEditorの仕事です。開き方は2-4で扱います。

手順3 プログラミング言語「MQL4」の役割を確認する

MQL4(エムキューエル・フォー)は、MT4用のEAを書くためのプログラミング言語です。EAのファイルは「〇〇.mq4」という名前で保存され、コンパイルすると「〇〇.ex4」というファイルになります。MT4が実際に動かすのは「.ex4」の方です。

あなたがMQL4を読める必要はありません。 書くのはChatGPT、貼り付けてボタンを押すのがあなた、という分担です。ただ、「.mq4がコードの元ファイル、.ex4が動く形」という2つの拡張子だけは覚えておくと、第4章で迷いません。

拡張子 何のファイルか 誰が作るか
.mq4 人間(AI)が読み書きするコード ChatGPTが書き、あなたが貼り付ける
.ex4 MT4が実行する形式 MetaEditorのコンパイルで自動生成

なお、MT5用の言語「MQL5」は文法が異なり、MT4では動きません。AIに頼むときは必ず「MQL4で」と伝えます(第3章)。

手順4 AI「ChatGPT」の役割を確認する

このスクールでは、OpenAI社のChatGPTを使ってMQL4のコードを書いてもらいます。無料プランで始められ、初心者向けの使い方情報が多いのが理由です。

  • 無料プランで開始し、長いコードが途中で切れるなど不便を感じたら有料プランを検討する、という進め方をおすすめします
  • アカウント作成から画面の見方までは第3章(3-1)で扱います
  • 他のAI(Claude、Geminiなど)でも同じプロンプトでおおむね代用できますが、記事の手順はChatGPT前提で書いています

手順5 海外業者を使うときの注意を知っておく

HFMは海外のFX業者です。国内業者と違う点を、始める前に知っておいてください。

税金の扱いが違います 日本の国内FX業者の利益は「申告分離課税(一律約20%)」ですが、海外業者の利益は原則として「雑所得・総合課税」になります。給与など他の所得と合算され、所得が多いほど税率が上がる仕組みです。また、損失を翌年に繰り越すこともできません。利益が出た場合の確定申告については、税理士や税務署にご確認ください。

日本の金融庁の登録業者ではありません 海外業者は日本の規制の外にあるため、トラブル時に日本の制度で保護されない場合があります。だからこそ、このスクールでは「デモ口座で十分に練習し、リアルは失っても困らない金額だけ」という順番を守ります。

レバレッジが高く設定できます 国内業者の上限(25倍)より高いレバレッジが使えますが、1-1・1-5で説明した通り、損失も同じ倍率で拡大します。

これらは「海外業者は危ない」という話ではなく、「仕組みを知ったうえで、自分の責任で使う」ための情報です。

つまずきポイント

  • MT5をダウンロードしてしまう: HFMのサイトにはMT4とMT5の両方があります。このスクールはMT4です。2-3で必ず確認してください。
  • 「4つも覚えるのは大変」と感じる: 実際に触るのはMT4(とMetaEditor)とChatGPTの2つだけです。HFMは口座を作ったら基本的に触りませんし、MQL4は読みません。
  • いきなりリアル口座を作ろうとする: 第2章で作るのはデモ口座だけです。リアル口座は第7章まで不要です。
  • 税金のことで不安になって止まる: 利益が出てから考えれば間に合います。今は「海外業者は雑所得」とだけ覚えておけば十分です。

次の記事

次は、HFMの公式サイトでデモ口座を開設します。→ 2-2 HFMのデモ口座を開設する